皆様、こんにちは。 ショートステイふくすけの管理者でございます。
この度、私たちは「腰痛予防及び介護の基本技術について」をテーマに、職員向けの研修会を開催いたしました。コロナ禍を経て、久しぶりに外部講師をお招きしての対面・実技研修。その熱い学びの様子を、皆様にご報告させていただきます。
Webでは届かない、肌で感じる「プロの技」
知識のアップデートはWebでも可能ですが、私たちの仕事の根幹である「介護技術」は、やはり実際に体験し、身体を動かして学ぶことが不可欠です。
今回の研修は、まさにその「実技」に重きを置いた、大変貴重な機会となりました。
研修を力強くサポートしてくださったのは、介護労働安定センターの浦所長。そして講師として、確かな技術と知見をお持ちの三重県介護福祉士会の甲斐副会長にお越しいただきました。この場を借りて心より感謝申し上げます。
ベテラン職員も、経験の浅い職員も、皆が真剣に、そして楽しみながら学んでいました。身体の動かし方、新しい介護用品の活かし方、そして何よりもご利用者様に負担をかけないための「介助の基本」の再確認。
Webの画面越しでは伝わらない、微細な角度や力の抜き加減。それを肌で感じ、即座に自身の技術に取り入れる職員の集中力には、目を見張るものがありました。この実技を通した学びこそが、私たちの「確信」へと繋がります。
参加した全ての職員が、技術的な満足感だけでなく、プロとして成長できたという充実感に満たされ、非常に有意義な時間となったようです。
介護する側も受ける側も、「負担感ゼロ」を目指して
この研修の最大の目的は、ご利用者様にとっての「安全と安心」の徹底、そして、「私たち自身の身体を守ること」の両立です。
ご利用者様一人ひとりのお困り事に寄り添い、質の高いケアを提供することはもちろん重要です。しかし、無理や負担を抱えた状態では、最高のサービスを持続することはできません。
新しい介護技術や知識は、ご利用者様の身体的負担を減らすだけでなく、介護する側の負担も最小限に抑えてくれます。
介護する側も介護を受ける側も負担感のないケアが出来ることが、私たちの仕事を持続可能なものにしていくのだと思います。
この「負担感のないケア」の実現こそが、働く私たちの健康を守り、結果としてご利用者様への揺るぎない安心へと繋がる。この相互作用こそが、私たちふくすけの目指す「持続可能な介護」の基盤です。
人を育て、人に育てられる会社として
今回の研修会は、私たちふくすけが目指す理念を体現するものでした。
人を育てられる会社。人に育てられる会社を目指して、これからも日々精進していきます。
職員の成長を支援し、プロとして育成する。そして同時に、外部の専門家や、日々接するご利用者様から、謙虚に学び、常に自己を更新し、組織全体で成長していく。
この学びの姿勢こそが、ご利用者様とそのご家族に信頼され続けるサービスへと繋がると信じています。
研修で得た熱意と確かな技術を胸に、ショートステイふくすけは、これからも皆様の安心を支える存在であり続けます。